こんにちは。ヒグラシです。
この度、メインバンクを社会人になってから利用していたみずほ銀行から、住信SBIネット銀行へ変更しました。
きっかけ
昨年11月にみずほマイレージクラブの「うれしい特典」が3月から変更になるということを知りました。
変更されると今の私の取引内容では手数料の恩恵がほぼ受けられなくなる状態になるので、メインバンクの変更を考え始めました。
ただ、だからと言って新たに別銀行の口座を開設したりして、あまり管理対象広げたくないなとも思っていました。ずぼらなので、単純に管理対象は少ない方がよいというだけの理由です。
と、言うことでSBI証券の口座開設時に住信SBIネット銀行の口座も開設していたので試しに確認してみたら、無理のない内容で今とほぼ同じ条件を維持できるようだったので移行先は住信SBIネット銀行にすることにしました。
ちょっと確認した限りでは、SBI銀行の場合、残高30万円以上あれば、ランク2というランクになりATM引き出し利用手数料は5回/月まで無料(預入れは無料のようです)、他行宛て振込手数料も3回/月まで無料でした。
変更内容まとめ
私に影響がありそうな変更点をまとめました。
以下3点を比較しています。
・みずほ銀行で受けている現在の「うれしい特典」(資産運用商品の月末残高あり)
・みずほ銀行の新しい「うれしい特典」(Bステージ:預金30万円以上)
・住信SBIネット銀行のスマートプログラム(ランク2:預金30万円以上)
移行後のステージやランクですが、私が無理なく条件を獲得できる範囲として上記をターゲットとしています。
また参照先は以下の通りです。
◆みずほ銀行
みずほマイレージクラブ「お取引条件」と「うれしい特典」の変更 | みずほ銀行
◆住信SBIネット銀行
スマプロランクについて | スマートプログラム | 住信SBIネット銀行
なお、調べた内容は2020年2月7日時点ヒグラシ調べのため、最新情報はご自身でご確認お願いします。
利用できるATM
〇が利用可能、―が利用不可能なATMです。
ATM | 【みずほ銀行】 現「うれしい特典」 |
【みずほ銀行】 新「うれしい特典」 |
【住信SBIネット銀行】 スマートプログラム |
---|---|---|---|
みずほ銀行 | 〇 | 〇 | ― |
イオン銀行 | 〇 | 〇 | 〇 |
イーネットATM | 〇 | 〇 | 〇 |
セブン銀行 | 〇 | ー | 〇 |
ローソン銀行ATM | 〇 | ー | 〇 |
ゆうちょ銀行 | ー | ー | 〇 |
ビューアルッテ | ー | ー | 〇 |
表の通り、みずほ銀行の新しい「うれしい特典」では、ステージに関係なく利用できるATMが減ります。
現在住んでいている地域はみずほ銀行、イオン銀行、あとイーネットATM(ファミマなど)のいずれかがチラホラあるので、正直、減った分に関して日常生活では支障は出ないレベルと思っています。
ただ、実家は地方のため、上記3つのATMもあるにはあるがもっと近いATMは別のコンビニの方だったりするので、万が一の時のために利用できるATMは多い方が安心かな、と思いました。あと、旅行中も行先によっては同じかもしれません。
ATM利用手数料無料回数
【みずほ銀行】 現「うれしい特典」 |
【みずほ銀行】 新「うれしい特典」 |
【住信SBIネット銀行】 スマートプログラム |
---|---|---|
4回/月 | 1回/月 | 5回/月 |
*回数のカウント方法(引き出し、預入れなど)が各銀行によって異なります。前述の各銀行リンク先にてご確認願います。
まぁ、ここも近くにみずほ銀行ATMもありますし、帰省中や旅行中にATMを使う機会も1回あるかないかなので、数は大分減りますが、私にとって実影響はほぼないんですよね。
ただ、次が、影響大なのです。。。
他行宛て振込手数料無料回数
【みずほ銀行】 現「うれしい特典」 |
【みずほ銀行】 新「うれしい特典」 |
【住信SBIネット銀行】 スマートプログラム |
---|---|---|
4回/月 | なし | 3回/月 |
みずほ銀行の新「うれしい特典」で、Bステージの場合は他行宛て振込手数料の特典がなくなります。この特典があるのは一番上位のSステージのみとなり、その場合月3回まで無料となる特典となります。
このSステージを満たすための条件は3つ選択肢がありますが、そのどれもが私にとってはハードル高い条件になっています。例えば、資産運用商品の残高合計100万円以上など。資産運用商品(=投資信託、株など)は既にSBI証券で運用してて、手数料等もSBI証券の方が安いという理解なので。
他行宛て振込自体はそんなに頻繁に発生するイベントではないですが、発生したら避けようがないので、このままみずほ銀行で取引していくと手数料がかかってしまうことになります。
みずほダイレクト経由であれば、220円、440円ですが、無料で済むならそれに越したことはないよな、と。
対応内容
実際に対応した内容です。
1.住信SBIネット銀行のキャッシュカードの申し込み
住信SBIネット銀行にログインし、キャッシュカードの申し込みをします。こちらは書類に必要事項記入し、郵送が必要です。書類はネットでダウンロードして印刷、もしくは郵送申し込みの2通りを選ぶことができます。
私は急いでいるわけではなかったことと、印刷するのが手間でありコンビニで印刷するので(多少ではありますが)お金がかかるので、郵送してもらいました。
書類が届いたら必要事項を記入して郵送して、カードが送られてくるのを待つだけです。このステップは1,2日で終わらないので、時間に余裕をもって申し込むことをオススメします。この後のステップはネットのみで対応できるので、比較的自分のペースで進めることができます。
また、今回キャッシュカードを申し込む際に、デビット付きのキャッシュカードしか選択肢がありませんでした。
参考:ミライノ デビット(デビット付キャッシュカード) | 商品・サービス | 住信SBIネット銀行
デビットカードって今まで持ったことがなく、使ったらすぐ銀行口座から引き落としされるということもあり、なんだか怖いなと思って、実は申し込むまでに少し悩んでいました。
ただ、利用時のメール通知サービスもあったり、あとは利用限度額を0円から設定できるとのことで、利用限度額0円だったら実質これまでのキャッシュカードと変わらないと思い、申し込んでみました。
2.1月中にみずほ銀行から住信SBIネット銀行へ約40万円預金を移動する
みずほ銀行もそうでしたが、住信SBIネット銀行もランクの適用は翌々月からとなるようで、みずほ銀行で今の特典なのは2月までのため、住信SBIネット銀行で3月から利用できるように1月中にランク2になるための条件、残高30万円以上の状態にしました。
参考:〔スマートプログラム〕 ランク判定チャートで判定したランクと、実際のランクが違うのですが。 |住信SBIネット銀行
40万円にしたのは念のためというだけで深い意味はありません。いつもの通り意味のない念のためです 笑
あと、一気に移行しなかったのは、クレジットカードの引き落としなどまだみずほ銀行のままですし、財布の中のキャッシュカードもみずほ銀行のままだったからです。
あと、みずほダイレクトの新規振込先に対する振込額は20万円/日が限度額になっていると思います。
そのため月末に移行を思い立って、みずほダイレクトから住信SBIネット銀行に振り込もうとしたけど20万円しか振込めず、ランクアップの条件に満たすような金額を振込めなかったという場合もあると思いますので、その点お気をつけください。
3.クレジットカードの引き落とし先を変更する
私はエポスゴールドカードを利用していますが、ネットで作業が完結しました。ログインして「ご登録情報の変更」から変更できます。
1点、今回の引き落とし先変更とは関係ないのですが、ログイン時にセキュリティコード(カードの裏にある3桁の数字)を求められました。
正直、変なサイトに入ってしまったのか、と怖くなりましたがどうやらセキュリティ強化の一環で入力する場合があるとのことでした。
同じ日の2回目のログイン時はセキュリティコードの入力画面は表示されず、ログインIDとパスワードのみでログインできました。それにしても焦りました。。。
4-1.順次、住信SBIネット銀行へ預金を移行していく
基本的にはクレジットカードで全て支払うようにしているので、取り残しないと思いますが、念のため、みずほ銀行にもしばらくはほどほどに預けておこうかと思います。
4-2.デビット付キャッシュカードの上限額を変更する
デビット付キャッシュカード自体は昨年中に手に入れていたのですが、2月になってやっと設定しました。
もちろん限度額は0円にしました。
念のため1万円に、、、とも思いましたが、これまでみずほ銀行のキャッシュカードを使っていて特に不便もなかったので、ここは余計なことをせずに0円として、単なるキャッシュカードとして利用するようにしていきたいと思います。
不便があったら変えたらいいだけの話ですしね。
4-3.みずほ銀行の投資信託を解約する
「うれしい特典」をフルに活用するために昨年、投資信託を1,000円分購入していました。
ただ、それももう必要ないので、解約しました。
ちなみに1,000円預けて、+7円でした。地味に嬉しいです。預けてからコンビニのATMも使ったし、他行への振込みもしたので、7円以上のプラスの価値が生まれた1,000円でした。
ありがとう、1,000円!
おわりに
これで後は実際に使ってみるだけです。
実は、デビット付キャッシュカードの上限額の変更やみずほ銀行の投資信託解約はこの記事を書くのに合わせて実施しました。やらなきゃなーと思いつつ、なかなか手を付けられていなかったのでよい機会になりました。
もやもやが1個減りました~!