こんにちは。ヒグラシです。
皆さんはiDeCoって知っていますか。個人型確定拠出年金のことです。実は私、働いている時に企業型確定拠出年金に入っており、退職とともに、iDeCoへ移行しています。
企業型確定拠出年金に加入ており、その後退職、そのまま就職していない(別の企業型確定拠出年金へ加入しない)場合、多くの方はiDeCoへ移行する流れとなると思います。企業型確定拠出年金の払い戻しの条件のハードルはとても高いためです。
今日は、自分自身の整理も含め、iDeCoに移行してから思ったことをお伝えしたいと思います。
SBI証券のiDeCoにしました
株式投資用にすでにSBI証券を利用しており、なんとなくなじみがある気がしたので、SBI証券にしました。一応、ネットの情報も確認しましたが、紹介サイトでもよく名前が挙がっていたので、大丈夫かな、と。
資料請求などは、SBI証券のHPのタブ右側にある「iDeCo」のタブのページから行うことができます。UIもわかりやすいのであまり迷うことはないと思います。
SBI証券にすると決め、実際にログインをする際は、株式投資用とiDeco用のログインは入り口が異なりますので、その点だけご注意くださいね。下の画面の赤枠内がiDeCo用ログインボタンです。
私は初めのころは、入り口が違うことを何度も忘れて株式投資用の入り口からログインを繰り返して、なんでたどり着かないんだろうーと繰り返し悩んでいました。今は、大丈夫ですよ!
私は比較的簡単に決めてしまいましたが、どの会社のiDeCoにするかは、ネット上にたくさん情報有りますので、ご自身で比較検討くださいね。
加入・移管時にかかる費用
SBI証券ですと、2,777円かかります。内訳は以下の通りです。赤枠はオリジナルのものです(私が加工したものではないです)。
この国民年金基金連合会の2,777円ですが、移管時に少し調べましたが、基本的にどこのiDeCoでも発生するようでした。SBI証券の売りは、「SBI証券(2)」と書いている部分で、費用が発生しないことのようです。
毎月かかる費用
ここからが運用に関わる部分ですが、預けているだけでも、毎月費用が発生します。
- 加入者(掛金拠出者)は、167円
- 運用指図者(掛金を拠出しない)は、64円
注意いただきたいのは、SBI証券だからというわけではなくて、基本どこの証券会社でも発生します。SBI証券は、運用に対する支払先が3つあって、その内SBI証券に対する支払は0円ということを売りにしています。リンクは前に張ったものと同じですが、ご参考として張っておきます。
私は、現在働いておらず収入もないので、まずは現状維持ということで運用指図者を選択しました。
商品の選択
最後に「商品の選択」です。
正直、商品があり過ぎて、考えるのがめんどくさくなって、私、怠けてしまいました。「元本確保型」の商品を100%選んでいるのです。最初に選んでからずっと、変えていません。
実は、会社員時代に入っていた「企業型確定拠出年金」の際も、80%を元本確保型にし、残り20%を多少リスクのある商品(と、言っても商品の中では比較的リスクの低いもの)にしていました。
このまま預けているだけだとマイナスに。。。
と、いうことでここで、お気付きですよね。
64円/月かかるので、768円/年が何もしなくても運用費用として発生しています。60歳でおろすまでに、例えば20年、今のようにただ保有しているだけだと、1,5360円費用がかかります。若い方はもっとかかりますね。
かつ、元本保有型の商品といっても、金利は0.020%なので、単純に計算したとしても、預入金が50万円の場合は100円/年、100万円の場合は200円/年となります。400万円あると800円/年の利息が出る計算になるので、運用費をカバーできるかと思います。税金がかかるか、など利息詳細までは把握していないので、詳細はご自分でご確認願います。
*「あおぞらDC定期(1年)」以外は今後の除外対象のようですので、ここでは「あおぞらDC定期(1年)」で計算しています。
ここで実状として、途中で退職した場合で、iDeCoの資産が400万円もある人ってそうそういないと思います。私はもちろんないです。
と、いうことで、このままだと確実にマイナスになってしまうため、一旦、しっかりと向き合おうと思います。続きは、後日ということで。
以上、いかがでしたでしょうか。
iDeCoは、最近よく名前聞きますが、実際どのくらい普及しているのでしょうね。
正直、大人になってから、急に投資信託をして資産を増やしましょう!と言われても、よくわからないから守りに入ってしまうという人、多いのではないでしょうか。少なくとも私はそうでした。選ぶ商品も膨大だし、それなら元本保証型でいいか、という感じです。
今は少し余裕もあるので、勉強も踏まえて、リスクも考慮しながら、いろいろと挑戦していきたいな、と思います。
それでは。